新紙幣発行から１年 - ◎

2025/07/12 (Sat) 23:03:36

　新紙幣発行から1年が経過､デザイン､肖像などの不評で国民からは早くも新紙幣(Ｇ)を期待する声が噴出した。新一万円札(Ｆ)は渋沢栄一(故人)の肖像に非故渋沢栄一(故渋沢栄一ではない実業家)創業の大企業からは独占禁止法違反とか､外国からは､軍国主義の象徴を懸念するとの声があった。女性からはビジネスと人権問題違反(故渋沢栄一は不倫が多かった不貞)により祝儀を渋沢で出すのはイヤ、また、中国の毛沢東(故人)の中国人民元紙幣と区別がつかないとか、途上国のお金みたいだと散々たる批判が出ました。

　Ｆ壱万円券は裏は建造物の東京駅丸の内駅舎(過去の壱万円券は鳥類)でしたから、外国人からは新一万円札(Ｆ)は中国人民元紙幣と見分けられない。

　新五千円札(Ｆ)は新千円札(Ｆ)と中間色(水色)が見分けられないとか旧五百円札(Ｂ･Ｃ)みたいと批判が出ました。

　新千円札(Ｆ)も旧五千円札(Ｃ・Ｄ)とか旧五百円札(Ｂ・Ｃ)みたいだから区別がつかず、分からないと不満を漏らす人々が相次いだ。日本銀行券のフォントデザインが旧五千円札(Ｃ)だし、肖像では旧五千円札(Ｄ)と新千円札(Ｆ)の見分けが分られない人々も多く、旧五千円札(Ｃ・Ｄ)かと思ってしまうほどです。右下の部分は五百円札(Ｃ)かと勘違いする。

　Ｅ券までは表の上側左右両額面にアラビア数字の金額面１００００が記載されたが、Ｆ券にはアラビア数字が記載されていない為、財布から出すときや枚数を数える時に紙幣の券種を見分けられないという。

　さらに不評なのは新紙幣のＦ一万円券の偽造があまりにも多いことです。昨年分Ｅ壱万円券と変わらない発見偽造枚数になるとみられる。印刷技術が最高技術とはいえず、昨年発行Ｆ券種は発行時世界6位の技術(偽造防止)レベルとされます。

　流通枚数は114+6+50計170億枚(6月2日時点)と推定されるが、新紙幣は23+3+22計48億枚(6月2日時点)流通している。E券は1年で61%､D券は半年で58%が新紙幣に切り替わった。Ｆ券は年で28.8%しか切り替らない。

　100ドル札や20ドル札、50ユーロ札は新紙幣切替に発行から10年も必要にした。各々約130億枚程度の流通枚数もあり、それなりの時間が必要になる。


　湯川秀樹(故人)、福井謙一(故人)、与謝野晶子(故人)、上村松園(故人)、西園寺公望(故人)、豊田佐吉(故人)、葛飾北斎(故人)、横山大観(故人)といった世界でも通用する人物を紙幣に登場させないといけない。2026年から新米ドル札、2028年に新ユーロ札の新紙幣を発行する。

　国際通貨協会(IACA)は2024年最優秀新紙幣と新紙幣シリーズ賞にフィリピンの５００ペソ新紙幣を決めた。国際紙幣銀行券協会(IBNS)は2024年最優秀銀行券紙幣にバミューダ5ドル紙幣を決めた。日本銀行券Ｆ券デザインが不評で人物の選考も芳しくなかった。Ｆ一万円券は各ノミネートからも落選し、IACAはＦ五千円券と千円券、IBNSはＦ千円券をノミネート(候補に)した。
バミューダ5ドル紙幣発行に衝撃を受けた英国銀行(イングランド銀行)が新ポンド紙幣のデザインに着手した。
日本銀行や財務省、国立印刷局は、紙幣のグローバル化に危機感を持つべきだ